全国高校サッカー選手権静岡県大会2026 決勝トーナメント1回戦 藤枝明誠vs常葉大橘

藤枝総合陸上競技場2試合目。プリンスリーグの藤枝明誠と県Aリーグの常葉大橘との試合です。

試合記録

スタメン

藤枝明誠は4-2-3-1。GK久保野英虎、4バックはDF髙塚耀太、DF西野彪雅、DF乙黒太希、DF小杉宇海。ボランチはMF横田川優咲とMF達城怜音、トップ下が河島龍希。右SHがMF丸野八雲で左SHがFW久保山泰牙、ワントップがFW渡貫暖。

常葉大橘は3-4-2-1。GK佐藤勝己、3バックはDF遠藤叶馬、DF水渕斗磨、DF池田大峨。ダブルボランチはMF奥本琉生とMF菅野斗羽、右WBがMF丹羽彪響で左WBがMF若山綺良。シャドーはMF小柳希碧とMF栗田竜義、ワントップがFW佐藤陽翔。

試合経過

藤枝明誠0-2常葉大橘
得点
 後半7分6小柳希碧(A:18栗田竜義)
 後半23分22秋山奏太(A:6小柳希碧)
交代
   前半30分9佐藤陽翔
②フォンテ静岡
→8天野湊
③常葉大橘中
13丸野八雲
②CAグランロッサ
→25相樂羽琉
②三菱養和SC調布
HT   
6横田川優咲
③藤枝東FC
→23田中子劉
③油山カメリアFC
後半14分   
   後半22分8天野湊
③常葉大橘中
→19青栁優
③FCヴィアージャ
   後半22分18栗田竜義
③常葉大橘中
→22秋山奏太
②常葉大橘中
7河島龍希
③掛川JFC
→4堀圭登
③三菱養和SC調布
後半30分   
17小杉宇海
②藤枝明誠SC
→19松本優誠
①掛川JFC
後半30分   
   後半40+1分6小柳希碧
②SALFUS oRs
→14鳥越善
③常葉大橘中

所感

大雨が降り続く中での試合、立ち上がりは水溜りがなかったので両チームしっかり繋いでいましたが、前半15分くらいに水溜りが所々にできてからは両者ロングボールの蹴り合いに。

基本的に優位に進めていたのは藤枝明誠だった印象。前半9分に明誠FW渡貫暖のポストプレーから左SHのFW久保山泰牙が縦突破してクロスを供給、放ったシュートは橘GK佐藤勝己がセーブ。

また、橘は前半30分にFW佐藤陽翔が交代。おそらく予定外の交代で、シャドーに入っていたMF小柳希碧がワントップの位置へ。明誠に流れが来ていた中、前半35分に小柳のプレスからボールを奪ってシュートを放つなど橘も所々でチャンスを作っていました。

後半の立ち上がりも明誠がペースを掴んでいるように見えましたが、先制したのは橘。左サイドでFW栗田竜義がクロスを上げると、小柳が高い打点でヘディングシュートを放ってゴール。

さらに後半24分には橘がカウンターを仕掛け、小柳のパスを受けた途中出場のMF秋山奏太がDFをかわしてミドルシュートを決めてリードを2点に広げました。明誠は橘がボールを奪ったところでファウルがあったとベンチを含めて抗議していましたが認められず。

攻めるしかなくなった明誠は期待の1年生FW松本優誠を投入。右SB髙塚耀太をボランチに上げて3バックにし、3-4-1-2のような形に変更。攻撃時は3バックを後ろに残して7人で攻撃、セットプレーやスローインでは後ろにMF達城怜音だけ残して全員前線へ上げるという超攻撃的な采配で橘ゴールに迫りました。

しかし、橘のゴールを割ることはできず。県Aリーグの常葉大橘がプリンスリーグの藤枝明誠を倒してベスト8進出を決めました。

橘は県Aリーグでも2位につけており好調、対する明誠は10/17に行われたプリンスリーグで清水エスパルスユースに勝利するも基本的には低空飛行という対照的な状況でした。

とはいえ、明誠の方が上手さを見せる場面は多かったように思います。10/3のプリンスリーグ静学戦ではほとんどボールが収まらずにハーフタイムで交代することになったFW渡貫暖もこの試合ではポストプレーで試合を作れていましたし、左サイドのFW久保山泰牙の縦突破はかなり効いていたように思います。なんなら雨でピッチが水浸しにならなかったら明誠が勝っていたんじゃないかと思ったりもします。明誠は静学戦でも点を取るために4-2-3-1から4-1-3-2に変えていましたし、フォーメーションを試合中にいじるのが個人的には好きですね。この試合でも終盤センターフォワードを3人前線に並べるような形をとっていました。

橘は上手く2点を取って勝利。橘が選手権で強い時は守備に力を入れた現実路線というイメージがありますが、今年の橘は高い守備力に加えて攻撃にもタレントがいるのが強みかなと思います。昨年U-16静岡県選抜で活躍したMF小柳希碧は前プレでボールを奪う能力が高く、その上ドリブルで持ち味を出せる選手。この試合でも1G1Aの結果を残しました。しかし、まさかヘディングでも点を取れるとは思っていませんでした。すごい。

今年の橘についてはインターハイの島田商業戦で見せたMF奥本琉生とMF鳥越善のコンビネーションも持ち味だと思っていましたが、この試合では鳥越は後半ATからの出場だったこともあり見れず。次戦に期待。

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次は東海大翔洋が相手。プリンスリーグ上位の相手ですが、橘はどこまでやれるか。

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